デーメル

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グラーベン通り突き当りを左に折れると 「コールマルクト」という通りになります。
名前のとおり、木炭市場があった場所で、今は高級ブランドが軒を連ねるおしゃれな街です。


コールマルクトのほぼ端にあるのが、王室御用達コンディトライの「デーメル」です。
写真右側がそれで、むこうに見えるのはホーフブルク(王宮)です。


昔、王宮とデーメルは地下通路でつながっていて、催しのたびにそこからお菓子を運んだのだそうです。
甘いもの好きのハプスブルク家が職人たちを競わせた結果、高レベルなお菓子とカフェの文化が花開いたのだそうですよ。

デーメルは元々ハプスブルク家専門のベーカリー。 店の紋章は王家と同じ双頭の鷲なんですよ!
シシィやフランツ・ヨーゼフ1世も通ったんですって。





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デーメルといえば、ザッハートルテの本家争いでザッハーと裁判ざたにまでなったのは有名な話ですよね。
ザッハーの娘がデーメルの息子と結婚した際にレシピを漏らした なんていう説もありますが、実際には経営難になったザッハーが権利を売ったとか何とか・・・
ともかく両方ともザッハートルテを名乗ってよろしいということで決着がつき、今でもそれぞれがおいしいトルテを提供しているんですね。




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ザッハートルテの食べ比べも楽しいと思いましたが、ほかにもおいしそうなケーキがいっぱい!!




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お食事メニューもあって、これまたおいしそうでした~




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店の奥の工房はガラス張りで、誰でも作業風景を見ることができます。
大理石の作業台がきれい。




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通されたのは2階のシックなお席。




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写真を撮るのがためらわれる・・・ けど撮っておきたい(笑)




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ヘーゼルナッツのクリームがおいしい、こっくりと重めのケーキ。





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チョコレートのケーキ。 ウィーンのケーキはチョコやナッツ系のものが非常に多いです。

実は、真四角で白い、見たことない感じのケーキがあったのでそれを狙っていたのですが、目の前で売り切れてしまったのでした。。

でも私たちが選んだふたつのケーキはとってもおいしかったですよ!!
カフェのゆったりした雰囲気と、モデルのように美しい従業員さんの笑顔とともに、大満足のデーメルでした。
Theme: ヨーロッパ旅行記
Genre: 旅行

Comment

  • あた子
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気分はハプスブルグ家のお姫様? おいしいお菓子を食べると本当に幸せな気分になりますね。
調理場が清潔なのにびっくりです。さすが王室御用達。ここでつくられたのなら安心して食べられますね。
デーメルは、今はパンを作ってないのですか?

  • 玲小姐
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3年ぶりくらいにミュージカル「エリザベート」を見てきました。シシィは、皇室の非人間的な生活に抵抗して、悩みながら生涯を送った人です。現代のわたし達にも共通するものがあり、改めて、この作品やシシィの人生が多くの人の共感を呼ぶ理由がわかりました。

  • ミントベリー
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デーメルは朝早くからオープンしてたので、ホテルの朝食を1回パスして行って来ました。
朝の8時頃からケースいっぱいにケーキが並んでいたのにはびっくり!
新聞を読みながら朝食を楽しんでいる、地元のおじいさんやおばあさんが普段着で来ていて、歳を取ってこんな生活できたらな~と羨ましくなりました。

  • ねね
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あた子さん

パンもありましたよ~
とってもおいしそうでしたが、ケーキの魅力が強かった(笑)
ひとつだけでも買ってみればよかったかな、パン研究員なのに^^;

  • ねね
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玲小姐さん

オーストリアやハンガリーで、シシィの絵をどれだけ見たことでしょうか。今でも存在感たっぷり!日本でも繰り返し演劇になっているくらい、共感を覚える方なのですね。
ますます興味が湧いてきました。

  • ねね
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ミントベリーさん

すてき~
日本では若いということがもてはやされて、歳をとるのが楽しみっていう感覚が少ないですけど、ヨーロッパでは逆のような気がしますね。
私たちはヨーロッパ風の老人になりましょう(笑)

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